Saturday, March 21, 2015

SNS断捨離をしました。

皆様こんにちは、さかきです。

日ごろから悶々としていたので思い切って以下のSNSをやめました。
tumblr、Flickr、goodreads、@cosme、deviantART、ipernity

tumblrでは大戦中の束の間の写真を中心にご紹介していたのですが、それはあくまでも物語への参考資料またはそれを探求するためであり、紹介がメインではないのでやめました。
Flickrは数年前からの改悪(私にとって)で使い辛くなり足が遠のいていたのでやめました。
goodreadsは海外の知人に勧められるままに入っていたのですが、本の感想を書く時間が取れなかったのでやめました。書籍のタイトルをメモする程度でよいので、代わりにメディアマーカーに入りました。
@cosmeは以前から登録していたgoogle+で香りの感想を書き始め、内容がかぶるので止めました。
deviantARTFacebook Pageとかぶるし、作品の盗用等が発生していた為、退会しました。
ipernityはテストで入ってみたのですが、時間に追われている時は殆どログインできないかもと思ってすぐにやめました。

簡単に言うとこんな具合です。リストアップしてみるとこの数年の間にSNSは随分増えたものだなあと感じました。それによってか、ブログの更新率も下がってしまって申し訳なかったです(汗)
当分はtwitter、Facebook page、google+、メディアマーカー、Instagram、note、それから作業中のBGMにjangoだけにしようかと。(既に“だけ”じゃないのがオソロシイ...)

今年からはこまめにブログ記事も書ければ良いなあと思います。

そろそろジッキーに良い季節!

Saturday, March 14, 2015

ナエマ(1979)を味わう。

いつかご褒美に、と思っていたナエマ(Nahéma)のパルファムを昨年ようやく購入いたしました。お世話になっているおゲランブティック様にて。

制作途中の絵と。絵具が散らかっていますが(汗)


 纏うたびに感じるナエマの素晴らしさ。 バラと果物とバニラと乾いた木々の香りが溶け合うと、こんなにも優雅になるとは......ジャン=ポール・ゲランさま、ありがとうございます。

 ナエマのオー・デ・パルファン(EdP)と香水(P)の香り立ちはミツコほどの差を感じませんでしたが、ハートに近づくにつれて私の肌の上ではEdPはわずかにスパイシーで青っぽく、Pは蜜のような甘さに変化しました。(専門家の人なら最初から違うと感じるのかも)EdPでも十分だと思いますが、一度Pを味わってしまいますとそこにはナエマ沼が広がります。アルデヒドとともに(笑)

 トップは決して甘くないです。一瞬フローラルグリーンか?と感じるほど。ゲラン様得意のベルガモットからのプロローグ。このインパクトも早朝に纏うと気が引き締まります。自転車で10分漕ぐか20分歩いて最寄り駅へ行き、電車で約1時間かけて会社の最寄り駅へ着き、そこから20分歩いて会社へ到着し、朝の拭き掃除をしてお茶くみして席に着く頃にはじわりじわりとローズやピーチの芳しい香りがへその辺りから漂うようになります。夕方にはンダルウッド、ベンゾイン、トンカビーンなどのベースがすっかり肌に馴染んでフローラルオリエンタルは完結します。本当、個人的にはナエマの持続性は長いです。パッケージの通りにイメージは赤、香水の色の金色です。

 甘っ“たるく”なくて優雅でかわいらしい。「甘ったるくない」という箇所、確かに「蜜のように甘い」のですが、実際の蜂蜜ってどこか乾いた感じがしませんか? 甘さの底にウッディノートがあるから「甘っ“たるく”ない」。 そんな印象です。(蜂蜜は入ってないですが)

 かぐわしく、可愛らしく、つくしてくれそうだけど、独り立ちできている。バラの青臭さを期待してしまうとこれじゃない、と感じるのだろうけど、精神にも優しく幸福に効いてくるような「蜜」が何とも心地よいです。ベースのベンゾインが文字通りに安息へと導いてくれます。

香調:フローラル・フルーティ・オリエンタル
トップ:ヒヤシンス、ベルガモット、マンダリン
ハート:ローズ、ピーチ、イランイラン、シクラメン、リリー
ベース:サンダルウッド、バニラ、トンカビーン、ベチバー、ベンゾイン